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介錯

概要

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時代劇が低予算で作れないか、海外向けで英語で時代劇は受け入れられるか、をコンセプトにして制作した映画です。実験的な映画でしたが、ロシアの映画祭にて「ベスト短編映画賞」、インドの映画祭では「最優秀監督賞」など多くの映画祭で入賞、世界中の映画祭で入選をしており、アマゾン海外版ではすでに10万回に迫る視聴回数を誇る作品に仕上がってます。観光とも密接にリンクしており、日本各地に存在する文化財を活かした世界に人気の根強い時代劇を制作することで観光誘致も図っています。

髪型などある程度は時代考証は無視して、こだわれる所にだけこだわりました。衣装は着物をそろえ、本物の裃を用意したり、脇差、本身の日本刀、また可能な限り正装をこしらえて作りました。特に見所は剣術家の浅野先生の大立ち回り(複数の敵を同時に戦う殺陣)や、剣術家同士の一対一の対決、そして礼法に法った介錯です。大立ち回りでは竹光を使いスピード感を意識し、一対一では、模擬刀を使い臨場感と緊張感溢れる決闘シーンを作りました。刀を振り回す現代のチャンバラでは無く、本物の剣術家が実戦ではどう戦うかを追求した本物志向の殺陣に仕上がっています。

また、ロケーションにもこだわりました。本物の文化財を有する寺院や現存する古民家などを活用し、時代その物は侍の時代に作られた本物の建物を利用しています。切腹は海外では特に責任を取るものと考えられていますが、本来は武士の名誉であった事を海外に伝えるためにこの作品を作りました。

海外で高い評価を受けており、多くの映画祭で入賞・入選を繰り返しており、またAmazonにおける配信でも☆4.5以上の高評価をもらっています。

ストーリー

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切腹とはもっとも武士にとって名誉ある死とされてきた。そして、介錯人は一刀で必ず、その侍の最後を決める重要な役割であった。

江戸時代、一人の侍・加藤が代官・中村と山田の悪事を調査中に惨殺されてしまう。現場に駆けつけた加藤の友人・浅野厳十郎は刺客を返り討ちにするも、加藤は息子を立派な侍にしてくれと厳十郎に託し息を引き取ってしまう。父親の死を知った、息子・清定は仇討ちはご法度と知りながらも父親の仇を討ちに行ってしまう。見事、仇討ちを果たすも、捕まり処刑となってしまう清定。そこに厳十郎が送る最高の名誉とは。

制作:2018年 完成
時間:20分
制作費:10万

最優秀監督賞 INDO-GLOBAL International Film Festival 2020 インド
最優秀短編映画賞 Eurasia International Monthly Film Festival 2020 ロシア
特別賞 Global Short 2019 ハリウッド
審査員特別賞 International Film Festival of Andaman and Nicobar 2021 インド

他アメリカ、ヨーロッパなど14の映画祭にてノミネート。海外にて圧倒的な高評価を得ており、ドキュメンタリーなどでも動画は利用されてます。

介錯をアマゾンプライムで見る。

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入賞

入賞

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