内訳

2015年度は1900万人を超える訪日観光客が日本を訪れました。これによって日本の観光客が増えているように見えますが、実は東アジア(中国・韓国・台湾・香港)が77%を締めています。この事実を踏まえると、東アジア以外は余り大きく増加していない事になります。

2013年のグラフから見ると、東アジア以外の訪日外国人の数はこの程度しか増加してません。

2015年 437万人 東アジア以外の外国人
2013年 363万人 東アジア以外の外国人

70万人程度増えただけです。

2015年12月の統計ではすでに中国人による爆買いは前年度比で120%、6月は400%だったと考えると半年でほぼ落ち着いており、2016年は確実にマイナスになるのではと思われます。

政府は2020年までに2000万人、早く達成すれば3000万人と景気の良いことを行ってますが、東アジア以外殆ど増加していないところを見ると、今年はマイナスになる可能性もありますね。

欧米やその他アジアでのプロモーションが全然出来ていないと思われます。数字だけに喜んでいてはいけません。状況は変わっていません。