今回、マストラブジャパンの取材用の新たなツールとして噂のGoProを購入した。想像以上の画質と耐久性に驚いている。デビューでは胸部につけるカメラマウントに装着して雪登山の道中を撮影してみた。やはり少しぶれるので手持ちで撮影するほうが良いかもしれない。まだまだ工夫が必要だが、先日のスキーの映像では素晴らしい映像を撮影出来た。これからは、取材における幅も広まりそうと胸を躍らせている。
さて、こGoProと言うカメラ。アメリカの会社が作っているのだが、いかにもアメリカ人らしい発想で、こういうカメラがあったら楽しいだろうなという遊び心から作られているのが良く分かる。しかしアメリカ製品だが、おそらく中身は日本製だと思われる。しかしこの遊び心満載のカメラを何時から日本人は作ることが出来なくなったのだろうか?今、慌ててソニーが同様のカメラを作っているが所詮は二番煎じである。もはやGoProのブランド名に勝つことは出来ないだろう。
日本人は高い技術を持ちながらも、独創性なビジョンを中々作れない。どうしてiPhoneを思いつかなかったのだろうか?日本人には独創性や遊び心は無いのだろうか?
スティーブ・ジョブズが特別だったからか?そうでは無いと思う。なぜならジョブズはかつてのソニーの遊び心に憧れていたのだ。かつてとはあのウォークマンを作った頃のソニーだ。彼のシンボルである、ジーンズにタートルネック姿はソニーのユニフォームに憧れて、それを真似る形でジョブズが決めたルールである。
今、パソコンからも撤退し、投機的とまで酷評されているソニーだが、高い技術を生かした遊び心を復活させて、又トップの座に返り咲いて欲しい。
今、4Kテレビに躍起になっているソニー。技術の最先端を進むのはいいことだと思うが、マーケットは他にも沢山あると思う。テレビは今一気にデジタルへ移行してしまい、全てが高級テレビオンリーとなっている。学生向け、一人暮らし向けの低価格テレビをあえて開発してみてはどうだろうか?このテレビはこれから大きく成長が見込まれる東南アジアやインドで普及させてみてはどうだろうか?
出なければ、これだけのマーケットがまた他に持って行かれてしまうと懸念する。
いっそ自社でオリジナルテレビでも作ってみようかなと。
とにかく、かつての栄光に縛られずまたソニー、そして日本企業には遊び心をもって新しいブームを作って欲しい。ニーズに合わせた電化製品、こういう道具があったら楽しいなと言う遊び心が時として物凄い発明品やヒット商品を生み出すのではと思う。
がんばれ日本の企業!
雲竜渓谷のスノートレッキングにてデビュー
http://www.mustlovejapan.com/subject/unryu_valley_snow_trekking/